即真似

る「………ん」
ママ「？」
る「…ん……んん」
ママ「呼ばれてる…」
る「んっ」
ママ「あー…なるほど」

ママ「るーたんは可愛いですね～」
る「…ふふ」
ママ「るーたんもママの大事な娘ですよ～」
る「うふふ」
ママ「ベッドに顎乗せ、るーたんも出来るんだもんね～」
る「できるなのよ」
ママ「とってもチャーミングですね～」
る「ちゃーではないなのよ、るーたんなのよ」
ママ「…そういうとこだぞ」

もねがママに駆け寄ったり、なにかされているのに気付くとそれはもう
ろくろっ首かと思うほどに首が伸びてきてじっ…と見ます。
無言で。
じぃ…っ、と。
そしてママから離れた瞬間、背後から音もなく近付き体当たり、そして
抱え込みと噛み付きで恨みを晴らします。
いやいや、その程度で恨まれたら割に合わないよ…と思うでしょうが
るなにとってママに可愛がられることは生きることの全て。ママという
存在は自分の命と同じくらいの重みがあるから、もねに横取りされたら
それはもう耐えがたい苦痛を感じさせられるのでしょう。
大袈裟だと思いますか？
でもそれがるななのです。
と言うわけで、最近、もねなりに考えママの入浴直後にすりゴッチンを
することで、全身ナデナデと匂い付けの両方を日課にし始めました。
ママの匂いが消えているところに自分をスリスリ。
甘えられて所有物の印が付けられて、まさに一石二鳥です。
ということを半月ほどしていたのですがね…そりゃ気付くよね。
戻ってきたママからもねの匂いがプンプンしていたら、そりゃあ一大事と
騒ぐよね。と言うわけで風呂上がりママ争奪戦へと進化しまして、いまは
ドアを開けたらどちらかがいる状態です。
そういうところはもねの方が素早いしずるいので、先に来ていたのに
つい嬉しくて走り出してしまったるなの横をすり抜けもねがドーン！と…
求めていただきママは光栄ですが、その後に喧嘩をするならどっちも
ナデナデしませんよ。
本格的な喧嘩にはなりませんが、いつも言うように体格差がありすぎて
もねを庇わざるを得ないから、無用な騒ぎは起こして欲しくないのです。
どちらも同じに可愛いのに、どちらも自分の方が少ないと思っている愛情。
1gの差もなく分け合っていることを、どうやったら理解させられるのかなぁ。
…永遠の無理難題ですよねぇ。


すみません
先日のサバモニの記事で訂正です。
コメントで「野菜を食べる」と書いていますが、それはアオジタの方でした。
サバモニは肉食です。大人でも昆虫、肉(何とは言わない…)を食べます。
失礼しました。
姉宅のアオジタ、ちーじゅ親分は雑食且つ、野菜モグモグっ子です。
大きなトカゲと暮らしたい、でもご飯が…という方はアオジタかフトアゴが
お勧めです。雑食なので何でも食べますし、専用ペレットもありますよ。
あ、猫同様「あげてはいけない」もあるから注意は必要です。