月に棲むのは

ママ「はー、暑い…けど、扇風機だけで過ごせるからマシか…」
も「………」
ママ「ま、その扇風機も無視されてるわけですが。もね」
も「………」
ママ「もねっ」
も「む」

も「なんなのね」
ママ「…え、…あれ？」
も「なんなのね。いま、よんだなのね」
ママ「呼んだ？え、呼んだ？」
も「もね、って、ゆったなのね」
ママ「もねは、…呼んだけど…でも…本当にもね？」
も「もーたんはもーたんなのね。それいがいの、なんだというなのね」
ママ「いや、だって、お顔が全く違うような…」

も「よくみるなのね。まちがいなく、かわいーもーたんなのね」
ママ「いやキリリとされても。なんか笑えるんだけど」

猫のカラーと模様は本当に奥深いものです。
毛色の遺伝子で決まる、遺伝子だから当然親から引き継ぐ。
持っていないものは再現されないし、遡って親にはないものが出ることも
ない訳ではない。
親の色から子を予測したり、親が分からない子も色の予測は立てられたり
学べば面白いけれどどうにも難しい。
それが猫の毛色の遺伝学。
お顔に色柄が複雑に配置されると、それで見た目の表情が変わるのもまた
面白いです。特に鼻先の色は大きく影響しますからね。
うちではハチ割れで正面は白い子が多いから、この写真のような模様なら
こんなだったんだなーと思いながら撮影しました。
NFCって、こういうガラの子が結構出るのですが、猫の鼻つまみ隊メンバー
えちゅママとしてはこの部分、どうにも摘まんでやりたくなります。
そんな気配を感じたのか、絶対こちらには来ないもね。
あとで絶対、ちゅむってしてやるぞ！