青天の霹靂

地震にて被災された方にお見舞い申し上げます。
来て欲しくないけれど、来るぞ来るぞと言われ続け未だ来ていない首都圏。
恐怖感ばかり煽られると緊張は続かないものです。緩みがちな部分は
しっかり再認識をしないといけませんね。
どうかどうか、せめてママが一緒の時に。命を預かる身として、それだけは
願わずにいられません。


る「あー…ひまなのよー…」
ママ「またやってる」
る「ひまなのよ……しかたないなのよ…ぴーもかーも、ぽーもいないなのよ…」
ママ「ヒヨドリ？カラス…鳩、まあそっちの窓からはカラスくらいしか見えないしね」
る「ぴーよろ？…いないなのよ…でも、ほけっちょーが…そうなのよ、ほけっなのよ」
ママ「ほけっちょー？あ、ウグイス？ホケキョ？そういえば先週末くらいから聞くね」
る「ほけっ、…ちがうなのよ、ほー、ほけ、なのよ」
ママ「………」
る「ちがうなのよ、ほぉぉぉぉぉぉぉ、ほけっほっけっ、……ちがうなのよ、ほけっ」
ママ「え…あの…誰と話してる…の…？」

る「けっきょく、ぴーもかーもぽーもちゅんもぴーよろも、だれもいないなのよ」
ママ「だだだだ、だからだれと、…ん？」

る「はぁぁぁぁ、ねむくなってきたなのよ」
ママ「あ、あれ？お耳が見えた気が…気のせい、かな、でも…でもでも…近付いて…」

も「………………」
る「はぁー、ひまなのよぉ」
ママ「ひ、――――――――――――」

ママ「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっっっっ」
も「…うるさいなのね。るーたん、ねむなのね」
ママ「だっ、だだ、だっ、だだっだだ、だだだっだんっ」
も「あっちへいくなのねぇぇぇ」

団子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ！
寝てないけど！
ちょっと理想とは違うけどこれ前のよりずっと団子ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ！！！

我々はついに発見した。
決して団子にならないと言われ続け、それでも尚求め続けたNFC女子による団子。
そのあまりに見事な塊具合を前に、我々探検隊はただ呆然と立ちすくむよりなかった。
人間など所詮は無力である。
猫という神秘を前に、ただ、ただその神々しいまでの光景を見詰める。
ただ、それだけなのであった。



叫びを飲み込み、呼吸音もさせないよう撮影に集中したため猛烈に頭痛がしました。
そこまでして撮った写真がこれです。
団子。そうは呼ばないかも知れない。並列としか言わないかも知れない。
それでも我が家ではとんでもないレアショット。
はあ…在宅時でヨカッタァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ！！！！

…せっかくの真面目な冒頭がここで結びつくという…。