要求と甘え Mの場合

ママ「もーたん…」
も「ん？」
ママ「もねさんや、ママ、言ったよね？」
も「なにをなのね」
ママ「窓辺は冷たいよって、寒いからこっち来なさいって言ったよね？」
も「ゆって、いたなのね」
ママ「じゃあこっちに来なさいよ。そこだと体が冷えちゃってよくないよ」
も「おかまいなく、なのね」
ママ「構うわ。まだまだトイレばかり入ってるくせに」

も「……………」
ママ「なに」
も「………なのね…」
ママ「なに？なんて？」

も「もーたんのことはっ！おかまいなくっ！なのねっっ！」
ママ「ぷぎゃっ！もねまで！！」

濡れた鼻の頭というマイナス要素をプラスして、ママを撃退しようとしています。
もーっ！もねの体を思って言っているのに、ほんっと言うことを聞きません。
体調がよくないと言うより、なんとなく不快感…という状態だから、人のいないところに
行きたいのだとは思います。だからママはこちらの部屋への暖房も怠らず、と思い
マットは付けたままなのですが…これはもう、コタツを買った方がよかったのでは…。
コタツなら全員一度に入れるし、全身温まりますからね。
とは言えNFC、しかも女子なのに巨体揃いの我が家。
買うなら人間用一択だし、狭い部屋が益々狭くなってしまうし、悩みどころです。
挙げ句、この部屋にコタツを置いたらそれこそ確実にこの部屋だけで生活しようと
決めてしまう狸様が…いらっしゃるという…ああああ～。
猫の頑固さは人の思惑など本当に微塵も斟酌しませんからね。
年末セールも始まるだろうし、ポチってしまいそうな自分がなんとも…うぁぁぁ。