瞬間仲良し 2

も「………なのね」
n2「………でちゅにゃ」
ママ「？なにやら話し声…あ、なちゅ。と、…もね？」

n2「ずびしっっっ」
も「ふにゃっ！」
ママ「あ、……あーあ、のぞき見なんかするから叩かれるんだよ」

も「むむ。むむむむむっ、ちいたんめっ」
n2「うぴぴぴ。こねこぱぱんち、ちてやったったんでちゅにゃ」
も「うー、ちいたんめぇぇぇぇ」

も「そんな、わるいこには、こぉっ」
n2「むみ？にゃんでちゅにゃ」

も「ぺーーーーーーーしっっっっ」
n2「うみみっ」

も「やったなのねっ！もーたん、やってやったなのねっっ」
n2「………にゃにを、やったったんでちゅにゃか？」
も「な、なに、を、って、」

も「ちいたんを、ぱんち、してやったなのねっっ」
n2「ぱぱんち、たえては、いにゃいんでちゅにゃよ」
も「たたいたなのねっ！もーたんみごとに、ぱんち、してやったなのねっ」
n2「あたっては、いにゃいんでちゅにゃ」
も「そんなはずっ」

n2「うぴぴぴ。ままいちちても、こなちゅには、かてにゃいんでちゅにゃよ～」
も「むむむむむ…くやしいなのね…」

4枚目。
もねの伸ばされたお手々をよく見てください。…ほら、肉球が見えているでしょ？
つまりこのとき、もねはへそ天状態でなちゅに腕を伸ばしているのです。
お顔も逆さまにチラ見えしていますからね。
この姿勢で叩いたところで触った程度の接触にしかならないのは当然のこと。
鬨を上げるにはもね、いささか早計でした(笑)。
というか…この二人、これでも特に仲がいいわけではないという。
もちろん険悪さはほぼないのですが、こんな風に遊べるならもうちょっとフレンドリーに
日々可愛くじゃれ合ってみたらいかがしょうかね。遠慮せずに。
シャーファーするのはなちゅだけで、もる姉妹から威嚇や喧嘩をふっかけることは皆無。
それでもるなは「にげー！」と走り去るし、もねも「ちいたん、おこなのねーっ！」と焦って
駆け出していく姿を見るとちょっと笑えます。
攻撃力、なちゅにはもう、ほとんどないなんだけどなぁ。
猫の序列は人が介入しない場合、力で決まるのは当然です。多頭飼育では介入しても
喧嘩に強い子は自然とトップに君臨するし、下克上を迎えるまではバランスは保たれて
問題も多くはありません。
うちはどうなのかなぁ…なちゅ最優先は継続していますが、それはお世話やお遊びの、
ママがすることに限られていて当人たちのことは見守るだけです。
女王の座に着いたなちゅの御代、出来る限り保護していきますが…隠居も悪くないよ(笑)。