計ってみよう 2

ママ「よーし…そーっと…そぉーっと…」
る「…ん……んん？」
ママ「げ、起きた」

る「…すん…すんすん…なんなのよ…」
ママ「え、あー…寝ぼけてる？」
る「すんすん…ん～？」
ママ「しめしめ、急げば大丈夫。るー、ちょっとお顔あげて」

る「ん～？おかお…なのよ？」
ママ「そうそう、そのままでいてね」
る「その…まま…」

る「こー、なのよ？」
ママ「ハイ止まって！」
る「んみ？」
ママ「耳から耳まで、15センチ、ジャスト…顔は…3から14だから…11センチ！」
る「じうい…？？？」

ママ「デカ(笑)。ヘッドでっか(大笑)」
る「…なんなのよ…」
ママ「るなのお顔が大きいって、あ、いや、なんでもないよ」
る「るーたん…笑われて、いる、なのよ？」
ママ「いえいえ、とんでもない。さ、うるさくしてゴメンね。お昼寝続けてください」
る「あやしーなのよ…」
ママ「怪しくないから、寝て。寝てください」
る「？？？」

ご覧の通り、毛を含めたら15センチを越えますが、頬の高いところだけで計測すると
11センチありました。でっか(笑)
猫にするイタズラで、指先と手のひらでお顔全体を掴むっての、あるでしょ？
あれをるなでしようと思ったら…無理(笑)。
NFCだから体が大きければ当然、ヘッドサイズも大きいですが…いやはやるーたん、
CFA(るなの親がタイトルを持つクラブ)のスタンダードでは、女の子でこんなに大きいと
あーあって言われちゃうんだぞ(笑)。
因みに。
るなの表情が人間ぽいというコメントをいただくことがあるのですが、恐らくその理由に
一番適した回答は“ウィスカーパッドがない”だと思います。
当ブログでなんども出てくるこのカタカナ。日本語で言えばヒゲ袋。
ネットスラングなら「ω」ですね。
るなの頬を見ていただくと、ひげの生えた根元が膨らんでないでしょ？
この種にはない、と言うことでは決してなく、ないことが望ましいという人の都合なので
うちのノルウェージャンフォレストキャット様と違う！とは思わないでくださいね。
現にe2n2ともねは、不満を感じた時に口を膨らませることがよくあり、そのぷっくりが
ママのハートをギュッと鷲づかみですから。

種のスタンダードとは、守ることで保存に繋がる大切なものです。
自然発生の種であれば、そこは当然管理されるべき素晴らしい行為であり、昨今の、
というか昔の日本でよくあった「うちの子、血統書付きザーマス」みたいな無意味な
自己満足とは相容れないものです。
とは言えスタンダードを外れた個体を作り続け、それがその主として大多数を占めれば
絶滅と同じことになってしまう。そんなことが嬉しいですか？
うちの子、は、スタンダードと比較してどうなのかなんて無意味でしかないことは、現在
一緒に暮らす大切な存在がいる方は思いません。必要がないのです。
正しく守る方たちは、既に長年そういった活動をしているから、我々のようにただただ
愛情を持って育てる家族が欲しいという方は、どうかそんなものに騙されないでください。
そしてそこが迎える基準なら、調べて、出向くことを億劫だなどと思わないでください。
縁あってうちに来た。それこそが人と動物を繋ぐ、最も大切で当たり前のことなのですから。

以上、猫広報代理支部出張所方面から来たえちゅママの思い、でした。