隣は何を… 2

n2「てしっ！ちょしっっ！」
ママ「あ、なちゅ？えーと、起きてるね。そして、そのかけ声…」

も「なにしてるなのね」
n2「うひゃっ！にゃにゃ、にゃんでちゅにゃかっっっ」
も「ぴっっ！も、もーたんも、びっくりなのね。ちいたん、なにしてるなのね」
n2「にゃんにも！ちていにゃいんでちゅにゃ！！」
も「ちいたん…うそが、へたっぴ、なのね」
ママ「そうだね、目の前で正解がウィンウィンいってるもんね」

n2「こなちゅは、ねねん、ちていゆんでちゅにゃっ」
も「ねねんなのね？おあそびでは、ないなのね」
n2「おあとびでは、にゃいんでちゅにゃ！」
も「それならもーたん、おじましないで、あっちのおへやで、ねねんするなのね」
n2「ぐーでちゅにゃ！ぐーぐーにゃいんでちゅにゃ！」
ママ「………」

n2「………いちまった、でちゅにゃか…？」
ママ「…なちゅ…姉として恥ずかしくないですかね」

n2「うぴぴぴ。ちめちめ、でちゅにゃ。こね、おあとび、どっこー、でちゅにゃ」
ママ「続行じゃないよ。もねがいたっていいじゃない」
n2「とぉは、いかの、とんや、でちゅにゃ」
ママ「…イカの問屋って流行商売なの？」

n2「ままは、にゃにをゆっていゆんでちゅ、――――ふぎゃっ」
ママ「？」

ママ「なに、バッタリ倒れて」
n2「うみみみみ、ややえまった、でちゅにゃ…」
ママ「？」
n2「ちもの、やちゅめぇぇぇぇぇ」

紐のヤツ？
さて、未だにキャッチミーイフユーキャン、活躍している我が家は珍しいでしょうか。
しかも一番楽しんでいるのが最高齢、ハイシニアのなちゅという。
ずっと出していると飽きると思い、ある程度使わせたらしまっているけれど、出すたび
喜んでじゃれつくのはなちゅがダントツです。
付属の羽はるながむしってしまい、もう一つの紐の方はイマイチらしく食いつきが
悪かったので、うちにあった紐を取り付けてみたところ…これです。
組紐みたいになった紐、といったら伝わるかな。20センチくらいのものを4本、先端に
くくりつけて動かすと振り回される部分が遠心力で長く伸びたり傘の中に隠れたりで
猫の狩り心(笑)に激しく火を付けるようです。
と言うわけでこれ、いつも通りなちゅが紐を押さえ付け、機械音だけウィンウィンと
していたのですが…前より長いですからね。そのうち動き出してしまうわけですよ。
紐が。
するとどうでしょう、傘の縁に居座るなちゅのお顔に、激しくバチン！する訳です。
そりゃ驚くよね(笑)。
で、撃沈したところを笑ったら、ふしゅぅぅ…と倒れてしまいましたとさ。
猫は失敗を見られることを恥と感じる生き物。我が物顔で勝利を欲しいままにしていた
なちゅなので、悔しいやら悲しいやら。
暫くこのまま転がっていました。
でもね、簡単にめげないのがなちゅ。こんなことで負けたりなんかしないのです。
さあ、立て、立って戦いを挑むのだ！こねこたん！！続く！