どこにいるでshow 2

ママ「はい、じゃあ正解発表のお時間ですよ」
る「ええ～？なんなのよぉ～？」

ママ「せ、い、か、い、発表。昨日言ったでしょ」
る「なにがなのよぉ～。るーたん、いいところなのよぉ～」
ママ「見たら分かるけど。その“いいところ”を発表しないと」
る「んー……しりたいなのよ？」
ママ「知りたいんじゃない？るなのご機嫌シーンは可愛いからねぇ」

る「るーたん、にんきもの、なのよ？」
ママ「……うん、人気者」
る「いーよどみしたなのよ？」
ママ「しないしない。淀まない。ハイ、いーから正解をどうぞ」

る「ん～…どぉ～しようかなぁ～なのよぉ～」
ママ「もー、じゃほら、お喉コショコショしてあげるから」
る「むむむ。こしょこしょ、きもちーなのよ」
ママ「はいはい。じゃあるなは、いまどこにいるでしょーか」

る「るーたん、ここなのよぉ～」
ママ「…よく挟まれたよね」
る「るーみーたん、はさまりなのよぉ～♪」

るーみーるーまーさん、ママの左に挟まっていました！
情報が渋滞するから一つずつ解説。
るなはるーたんと呼ぶことが多いですが、我が家の伝統、呼び方はどんどん増えていく、
の法則によりもる姉妹も複数の呼称があります。
るーみーるーまーもその一つ。るーみーだけの時も、たった一文字“る”の時もあります。
「る！るっ！！」だけで来ますからね。慣れたものです。
因みにもねはもーもーもーむ、もーもーたん、もーみんぐサンダーなどです。
なちゅには“こねまりゅメリョン(メロン)”や“まるむし”などが追加されていますよ。
意味なんかないので深く考えないように(笑)。
さてではやっと本題。

ママが帰宅し、飲み水やトイレなど一通りの交換作業を終え、やっと座れたと思ったら
左側にはなちゅが挟まりに来ます。疲れたとか暑いとか、あ、忘れてた、などということは
許されず、挟まったなちゅのおちりや背中をポンポンしたり、目を見て今日していたことを
問いかけたりのスーパー甘々タイムに突入します。
短くて10分。長いとその段階で20分はそのままです。
一日我慢しているから、なちゅの気が済むまではなるべくくっついていますが、そうなると
面白くないのはるな。条件は一緒ですからね。自分もいい子で待っていたのに、ママは
呼びかけしかしてくれない。るなにとっては一番つまらない時間と言えます。
で、どうしたか。
ここ1ヶ月ほどのことですが、ついに気がつきました。
「るーたんも、はさまったらいーなのよっ！」と。
この巨体、挟まるには狭すぎるという物理的思考はあっちへポーイ！
余った手足は手すりの向こうに投げ出せばいいだけ。その結論に自力で達するのだから
るなは本当に頭がいいです。
ここまでされたらママも協力しない訳にはいかず、なちゅより更に左を開けて座りますが…
黙っててあげるけど、やっぱり狭いよ(笑)。
とは言えこの角度でも分かる満足げな表情。ママに不満のある訳もなく、ご機嫌るーたん、
気が済むまで挟まらせてあげるのでした。
と言うわけで明日も挟まりるーたんを見ていただきますが、完全に蛇足です(笑)。
でも幸せそうな猫を見るって、幸せでしょ？
我慢して付き合ってあげてくださいね。