思い思われ、釣り釣られ 2

る「なんなのよ」
ママ「ん？あ、るなだったのか」
る「あずきではないなのよ」
ママ「は？小豆？ああ、聞いてたの。いやだって黒っぽい粒が、」
る「つぶではないなのよ。みせてあげるから、こっちにくるなのよ」
ママ「こっち？え、なんで」

る「もしかしたら、あずき、かもしれないなのよ」
ママ「違うと言ったり、そうだと言ったり」
る「そうとはいっていないなのよ…とにかく、きてみたらいーなのよ」
ママ「行くの？摘まませてくれる？」

る「き、て、みたら、いーなのよ」
ママ「…なんか怪しいな」
る「あやしくなんか、ないなのよ」
ママ「えー」

る「はやくくるなのよっ」
ママ「ぎゃっ」

頭、ガシッとされました。
るなのお手々は大きいので、捕まれると本気で引っ張られます。
猫の手先は爪の出し入れのためにクニッと曲がるようになっているから、
ものを掴む力もそれなりにある。猫あるあるですが、それに大型種という
前提を加えてください。
ほぉ～ら、捕まったら最後感がいや増したぁぁ～。
しかしなにをそんなに呼び立てるのか。
絶対面倒な魂胆を隠しているのだと思います。だから捕まったら最後なのだ！
…と、思っていたのに捕まったママ。どうなるのでしょうか、続く！

いよいよ明日から仕事です…うう、辛い。
しかも天気がこんなだから、嫌でも行かねばという気力が湧くはずもなく
ダラダラぐだぐだは間違いなし！
しかもいま通勤電車に乗る勇気なんて…ないよ…うう。
せめて感染しないよう、それだけは注意して過ごします。
頑張らないぞーっ！オーッ！