箱のフィッシング祭り

ママ「…えい」
る「ん？……んん？」
ママ「ふふふ…チョロい。くい、くいくい」
る「んんん…」

る「ふん…ふんふん…」
ママ「手で押さえてるな…よーし」

ママ「それグイン！」
る「あっっっっ」
ママ「そーれそれ、逃げるぞ～」

る「そうはいかないなのよっ」
ママ「あ、抱え込まれた」

る「そして、こう」
ママ「え？あ、噛もうとしてる！こら、紐はダメ！千切れちゃうよ！！」
る「しらないなのよぉー、くいくい、なまいきなのよぉぉぉー」
ママ「だからダメだと、」

ママ「言ってるでしょ」！
る「ふにっ！こ、の、このっっっ」

る「ぺろがむはむぅぅぅぅぅぅ」
ママ「あああー、ウツボが出てきたぁぁぁ～」

猫だと思って釣りを仕掛けたら、顔を出したのはウツボでした。こわいぃぃぃ。
しかも微妙に紐をペロペロしています。なんか気持ち悪い(笑)。
このタワーは大型種用に作られたものではないから、ステップもハウスも普通サイズ。
るなには小さくて使いづらい部分もあるのですが…なぜかこのハウスには自分から
入っていくし、結構遊びに使っています。
猫は液体を実感する空間ですね。
暑くなってママがじゃらしを振り回す元気がないから、この様な横着遊びで満足すると
助かります。るなが本気になると、二部屋を駆け抜けものすごい大暴れですからね。
冷気は逃げる息は上がる、なちゅは吠えるしもねは割り込む。
いいことないから真夏はやめておきましょう。
でも遊びたい盛りの子猫(と言うには語弊があるけどホントまだ子猫なんです)だから、
そう言う理屈は分かりません。じゃらしが揺れたらそれが合図、ママが振り回すのを
今か今かと待ち構えますから、この程度でお茶を濁させてください。
そしてこのハウスの中にいるスタイルは、もねの割り込みを防げるのも利点ですね。
悪気はなくとも、無邪気に遊びたいもねが来ると絶対に譲ってしまう子だから配慮が
難しく、寂しい思いをさせてしまうから余計にね。
と言うわけで、るなの箱釣りお遊び、開幕です！…ええ、また長期連載ですよ(笑)。
でもご安心ください。
中休みが入ります。メインディッシュ級の中断なので、長くお楽しみ頂ける…はず！