たぬシスターズ

n2「んむ………ふむむ……」
る「………」
n2「たいぺんにゃ、にゅーちゅ、でちゅにゃね…」
る「………」
n2「こえは、こなちゅも、うかうか、ちていりゃえにゃいんでちゅにゃよ」
る「………」
n2「ふぅぅぅぅむ…」
ママ「小難しいこと言ってるこねこの後ろで、何やら難しいお顔をしてますけど」

n2「ん？に？」
ママ「なちゅじゃなくて、後ろの子だよ」
n2「うちよ？」
ママ「るないるよ」
n2「むみぃ～？いにゃくて、いーんでちゅにゃよ」
る「………」
ママ「あー、ママ、分かったかも」

n2「にゃんでちゅにゃ」
ママ「なちゅの狸様おしっぽが、ぱっふんぱっふんしてくすぐったいって」
n2「こなちゅは、たぬーたまでは、にゃいんでちゅにゃ」
ママ「いやどっちかと言えば完全になちゅが狸です」
る「るーたん、ねこなのよ」
n2「こなちゅは、かぁーいーこねこたん、でちゅにゃ」
ママ「見解の相違が過ぎて、なんと申し上げればよいのか…」

なちゅにとっての一大事と言えば、3時のムース終売、とかですかね。
今のところそんなの聞かないから大丈夫じゃないですか？
どのみち4日に一度くらいしか食べられなくなったおやつだし、最近はものによっては
ちゅ～るでも二舐めくらいはするようになりましたからね。年齢、病状に沿ったものなら
すこーしくらい食べさせてあげますよ。
それにしてもこの二人、本当に仲良しみたいですよね。
実際はぜーんぜんそんなことはなく、なちゅは相手にしないしるなはヤキモチが焼けて
仕方ないし、相容れない状態は続いています。でもこうして近くに座っていることは出来る。
なんとも不思議な関係です。
このところ、もねの写真がまったくと言っていいほど撮れないのは病気療養をしていた
ということもありますが、前にも増して部屋に寄りつかなくなったということが大きいです。
大抵は猫部屋の、窓辺近くに置いた椅子で寝ているから、変わった構図も可愛い仕草も
とんと無縁。なんとかせねば。
ストックがたまるまで、もねは幻の珍獣(笑)として心の中に思い描いておいてくださいね。