見たいなら、みせてあげよう、るーみーたん

る「ママッ」
ママ「え、あ、るな。呼んだ？」
る「よんだなのよ。ママ、かなしみなのよ？」
ママ「悲しみ？…ああ、面白写真？そうなの、ママ悲しみなの。面白さが足りないの」
る「んー…」
ママ「なに」

る「んん～」
ママ「え、なにそれ、横だからよく分からないけど、反っくり返って得意げポーズ？」
る「かなしみのママに、みせてあげても、よくってなのよ」
ママ「？なにか見せてくれるんだ」
る「みたいなのよ？」
ママ「見たい見たい、なに？」
る「じゃあ、よくみておく、なの、」

る「よぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

る「んっっっっっ」
ママ「わぁ…変な踊り…確かに面白かったけど、るな的にはそれでいいの？」
る「るーたん、のびるなのよぉぉぉ～ん」

なちゅに向かってワイワイ言っていると、必ずるながやってきて、一生懸命話しかけてきます。
時にはお手々でチョイチョイして、意識を自分に向けて欲しいとアピールもします。
そこまでしてママの気を引きたい子なのです。健気。
いつ何時も、るなにとってママは一番。
ママにとっての一番も自分であって欲しいのに、そこにはなちゅという越えられない壁があるため
こうして日夜なにかしら行動を起こし、和ませてくれるのだから本当にいい子です。
るなで困ることと言うと…なんだろう、ママの穿いた靴下で爪を研ぐこと？これもアピールの一種、
やめさせはしますが怒ることではありません。
じゃらし遊びは決まってくわえて、引っ張って、ママから奪って持ち去ること？
持って行ったはいいけれど、それでは面白くないから結局戻ってくるのだから、るーは犬か、という
突っ込みで笑わせてくれるのだからこれまた楽しくて可愛い子。
はて、本当に、るなで困ることというのはとんと浮かんできませんね。
もねならば触られるのすら嫌そうだし、食べ物とじゃらし以外でママに近付くことはないし、呼んでも
絶対来ないし…キリがない(笑)。
なちゅに至ってはほら、ママにさえシャーフーいう子ですからね。これまた言うだけ無駄。
ああ、だからるなのいい子が際立つのか。
バブのときは“わるな”、なんて言われていたのにね。いつの間に賢く、優しく、素敵なレディに
変身したのでしょう。
…まあ変身した有様が、この変な踊りですけどね(笑)。
ママが気が付いて声をかけたことで、この変踊りはまだまだ続きそうです。見てあげてください(笑)。