2021.03.10 (Wed)
こっちのひもひもであそb …代償

n2「………にゃんでちゅにゃ…」
ママ「ヒッ」
n2「…こえは…にゃんでちゅにゃと、きいて、いゆんでちゅにゃ…」
ママ「そ、それ、それは、えと」

n2「にゃ、ん、で、ちゅ、にゃ、と、きいていゆんでちゅにゃよ」
ママ「ひもひ、ひっ、ヒモヒモです!」
n2「ひもひもは…こぉちて、おあそび、すゆもの、でちゅにゃか」
ママ「いえ!違います!投げて走ってキャッチして、楽しくお遊びするものであります!」
n2「こなちゅに、なげて、ぶちゅかって、おぴるねの、だま、すゆのものでちゅにゃか」
ママ「いいいいいいいいえ決して!邪魔なんてそんな、決してそんなことでは閣下!」
n2「………」
ママ「どかします!直ちに、今すぐ!サー・イエスサー!」
n2「あやくちなたい」
ママ「はっ!えいっ」

n2「………」
ママ「あ、あわわわわわわわ」
n2「……いたい…でちゅにゃ…」
ママ「ひ、ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、ごごごごごごごめんよぉぉぉぉぉぉぉ」

n2「にゃんの…ちゅもい、でちゅにゃ…」
ママ「つもりなんてそんな、ママがこっちに引っ張った時、なちゅがそっち向いたから、」
n2「こなちゅの、てい、でちゅにゃか」
ママ「いえ!決して閣下の責任などとはっ!いま、ただいま解除いたします、はっ!」

ママ「はいっ!」
n2「………ふぅ…」
ママ「取れたじゃん、ちゃんと取れたし、よく考えたらそんな痛いはずないしっ」
n2「いうことは…とえだけ、でちゅにゃか」
ママ「うううう、わ、わかったよぉ、何か一つ、なちゅのいうこと聞いてあげるよぉ」

n2「わくわく」
ママ「え、…あれ?」
n2「わくわくで、あむあむ、でちゅにゃ」
ママ「え、え、あ、や、やーだー、なにしてらっしゃるんですかぁ~?」
n2「おやちゅの、おじかん、でちゅにゃよ」
ママ「うわぁ、そうきたかー」
なちゅのおやつ。
それは、腎機能に悪影響をお過ごし及ぼさないものに限ります。
条件はたったそれだけ。
でもそのたった“それだけ”がものすごく難しいのです。
だって、なちゅときたら15になるまで本気でカリカリのみの猫生だったのだから…。
おやつとして食べていたのがシーバデュオ、クリスピーキッス、フリーズドライささみ。
見事なまでにこの3つのみだったので、それらを除外すると食べたがるものがないという
危機的状況です。
リン、タンパク質、塩分を極力抑えた生活をするのだから、それって美味しいものは全て
食べてはいけませんということになりますからね。
それを踏まえて楽しいおやつなんて、猫にとってあり得ないことでしょう。
日々心を鬼にして、もる姉妹とは違う食事を続けさせていますが、押し入れの中ある
美味しいものの存在は完全にバレています。
ここで並んでいれば何かが出てくる。そう覚えてしまった以上、並んでしまうなちゅを
叱ることなど到底出来ません。
だからせめて、なちゅが口にする15歳以上や、腎臓に配慮と記載されたものを唇に塗る、
主食にまぶすことで“もらった感”を演出していますが…切ないことこの上ない。
月末頃の再診で、数値が基準値に戻っていれば少し緩めてあげられるけれど、いまは
厳しく管理して状態のキープが精一杯です。
幸い、口の綺麗な子といいますか、3分待って実行に移らないことはそれ以上待たない
ハッカをなめたようなやつともいうべき性質の持ち主。
もらえないんだな、と理解するよう、ママも頑張るからなちゅも我慢しようね。
そうだ、代わりにヒモヒモで遊ぼうか?…って、余計怒らせてどうする(笑)!
なちゅが食べる、腎臓病療法食に準じたおやつ…ないかなぁ…。
テーマ : ノルウェージャンフォレストキャット ジャンル : ペット




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