序章、の、ひまねこ

も「…ふむぅぅぅぅ」
ママ「あーあ、もう見慣れたけど、またまただらしなく落ちてるね」
も「むー…むもももぉぉぉん…」
ママ「でも寝ているわけではない…のか、な？」
も「…はぁぁぁぁぁ」
ママ「溜息？え、なに、どうしたの」
も「…もーたん…」
ママ「もねが？なに？」
も「もーたん…もーたんは…」
ママ「うん、もねは？」
も「………ひま…なのね…」
ママ「分かってはいたけどガッカリ過ぎる告白だよ」
も「つまらないなのねー」

ヒマなんですって。
まあ大抵のおうち猫なんて、ニャン生の8割はヒマだよね。
食べるか寝るか騒ぐか、あとはグルーミングに精を出す程度のものです。
子猫期を過ぎて底抜けに遊ぶ時間も徐々に減ってくるし、気温差があるから
動く日と動かない日の差も大きく、付き合うママも手を抜きたくなることも
しばしば…と言うわけでもね、遊びたい気分だけれど激しく動くのも面倒だし、
ママもじゃらしを振り回すのが面倒臭い(笑)。
と言うわけで何か別なことに誘導しようそうしよう。…なにに？
もねが喜ぶものを出して上げて、そのヒマ、見事解消して差し上げましょう！
続く！！