ぽかポコ姉妹 2

る「よくも！よくもぽか、したなのよっ」
も「るーたんがじゃまするからなのねっ」
る「もーたんがよこどりなのよっ、しかもぽかしたなのよっっ」
も「るーたんだって、ぽこっ！してるなのねっっっ」

る「うがぁぁぁぁぁぁっっ」
も「むきぃぃぃぃぃぃぃっっ」

る「もーたんのいじわるずるっこ、ずるりんもーたんぽこぽこぽこ！なのよっっっ」
も「いたいなのねっ！」
る「ぽこぽこぽこ！ぽこぽこぽこ！！」
も「るーたん、たたきすぎなのねっっっっ」
ママ「確かに叩きすぎだよ、るな、ほら一旦ストップ」

も「すとっぷなのねっ、ままが、ああいっているなのね」
る「うるさいなのよっ！もーたんがわるだから、いーなのよっ」
も「よくないなのね。るーたん、ちょっと、おちつくなのね」
る「おちつかないなのよっっっ」
も「まあまあ、るーたん、まあまあなのね」
る「むむむむむ」
ママ「…話し聞くと、丸め込まれると思うんだけど…」

おっとりとは違うけれど、もねは人の怒りを煽る行動は取りません。
実際、もねが吹いたことなど一度か二度あるかどうか。フシャーのお顔になったことはあっても
なちゅがするような本格的な威嚇は未だにしたところを見たことがありません。
性格なのでしょうが、根は素直なるなは「まあまあ」という空気を感じると本当に静かになり、
相手のペースに乗ってしまうからいつも丸め込まれているようです。
喧嘩にならないのは一番だけれど、それはそれでどうなの(笑)。
しかもほら、もねの手つきがね…いかにも詐欺師っぽいのが笑えるでしょ？
ほんと、いいコンビだと思います。
さてそんな箱の取り合いですが、ここに写っているものは既に処分しました。
ええ。やりましたとも。
出たな、と思ったら出てました。ちーが。もねの。
これではどれほど欲しがっても、るなに譲ることが出来ません。威嚇だの喧嘩だのをしない、
けれどもっと的確に相手に渡さないで済む方法。所有権主張の最たる効果を示す“ちー”。
…もねって、もしかしなくても、とんでもないワルなのかも…しれない…うう。
取り敢えず今回の「まあまあ」がなんなのか、聞いてみましょう続く。