段ボール箱戦記 7

る「ずびしっ！えいっぽかっ！」
も「るーたんめぇぇぇ」
る「ちがうなのよっ！もーたんめぇぇぇなのよっ！」
ママ「喧嘩はほどほどに」

る「けんかではないなのよ。もーたんがわるなだけなのよっ」
ママ「どっちもどっち。それに逆効果だよ、そんなことじゃ益々退いてくれないからね」
る「ずるなのよぉ、ずるいこなのよぉぉぉ」
も「るーたんめ…しかえし、するなのね」

る「むっ、いまなにかきこえたなのよっ！」
も「………」
る「むむむむ？」
も「…そー、っと…」

る「ん？」
も「ぴこ…ぴこぴこ…」
る「なにか…うごいてるなのよ…」
も「ぴこぴこ…なにかが、ぴこぴこしているなのね…」

る「この、へん…だったなのよ？」
も「ひっかかったなのね。ふん、ふんふん…んむ、まちがいないなのね。では」

も「あむんっっっっっっ」
る「んぎゃっっっっっ！」
ママ「噛んだ」

る「なにするなのよーーーーーーーーーーーーーっ」
も「しかえしなのねーーーーーーーーーーーーーーーっ」
ママ「…そして連載、1日目に戻る、と」

決着、つきました。
…え？ついてない？いやいや、つきましたよ。
言ったじゃないですか、この戦いにオチなどない、と。
因みにこの後は意外なことに静かになりまして、飽きたのか、或いは別な意味で満足したか
るながテレビの上に寝場所を替え、もねも15分ほど寝たあと退室。
空っぽになった箱は一人さみしくママが廃棄処分を行いましたとさ。
そんなものですよ、箱。
以前のようにずーっと出したままにしておけるなら、しばし放置できるのだけど…無理だろうな。
ちーの着いたヨレヨレを燃えないゴミに出すためちぎる手間を考えたら、綺麗なうちに畳み、
回収日まで部屋の隅に置いておく方がマシですからね。
ベッドや布類の被害がゼロなので、こちらの気も緩みがち。そういうときこそやりますよ。
猫とはそういう生き物です(笑)。
これから先、年末セールでまた通販が増えるだろうし、惜しまなくても次から次と届くはず。
欲しいクロネコの箱は、中でしないという確証が取れるまではまだお預けですが、いつかは
お迎えしたいものです。いつに…なることやら…。