段ボール箱戦記 4

る「るーたんのっ、るーたんのっ」
も「くしくしなのね」

る「るーたんのっっ、るーたんのっっ」
も「こしこし」

る「るーた、」
も「うるさいなのねっっっ」
る「ふにっっ」
ママ「ついに叩かれた。ほんと、うるさいよ、るな」

も「もーたん、ねねんだから、しずかにするなのね」
る「たたいたなのよ～、もーたん、ぺんしたなのよぉぉぉぉ」

も「あーうるさいるーたん、おやすみなのね～」
る「ぽかっ！なのよぉぉぉぉぉぉ」
も「…ぐう」

る「………」
も「……すぅー」
る「………」

る「べしっっっ」
も「べしがえし！」
ママ「よく気付いたね」

のんびり屋で、大抵のことは許容できるもね。
それでも我慢できない程度にはうるさかったようです。そりゃそうだよね、眠いのに
頭の上で騒がれちゃ、ぐっすりおやすみなんて出来ないもんね。
しかしまあマンガみたいな展開です。
これもそうですが日々の更新、台詞を付けているのは確かにママではありますが、
写真と行動、時系列は一切いじっていません。
なので猫たちの中ではこういう状況と思ってほぼ間違いはないかと。
…だとしたらもーたん、ほんと、よく気付いたね(笑)。
ママから声をかけたわけでも、もちろんるなが「うぉりゃあぁぁ」とか、敵にありがちな
せっかく背後から隙を突いたのに大声で叫ぶ、みたいな失態を犯したわけでもなく
ビシッとクロスカウンターを決めていましたからね。さすがは猫。
でも感心ばかりもしていられません。
手が出たなら、本気になることも考慮はしておかないとね。
この二人が一度でも牙を剥き爪を出すような喧嘩をしたことはないけれど、だから
安全と過信してはいけません。猫ですから。毛のもの獣ですから。
と言うわけでママは静かに見守るよ…だからるーたん、頑張れ。続く。