年功序列の光景 2

ママ「これなちゅ、何か感じないですか？」
n2「ぷゆぷゆぷゆ」
ママ「ちょ、首振りすぎ(笑)なーっちゅ、いやいやしないの」
n2「や、は、や、でちゅにゃ」

ママ「もー。ほら、視線を感じるでしょ。強烈なまでに熱～い」
n2「かんじまてんでちゅにゃ」
ママ「うそうそ。気にしてるからいやいやしたんでしょうに」
n2「むむむむむ」

ママ「…で、もねさんはいつ諦めるの？」
も「あきらめは、ないなのね」
ママ「え、諦めないの？」
も「なのねっ」
ママ「なのねって、そっちにいくつも転がってるでしょ、って」

も「とつげきっ、なのねっ！」
n2「んに」

n2「ふしゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ」
も「むっ」
n2「こっちぽきたりゃ、あむんっ！でちゅにゃっ」
も「いじやる、はんたい！なのねっ」
ママ「…意地悪っていうか…それを狙えるもねがすごいと思うよ」

母親と思っていることはないのでしょうが、もねは一方的になちゅが好きです。
うちに馴染んできた頃は判別が着かなかったのですが、最近では大好きだから
近付きたいと思っていることが分かり、ひとまず安心しました。
もねがなちゅの体格を越す日は来るか来ないか微妙ですが、益々活発に、狡猾に
動けるようになるもね。
嫌いで挑発しているなら危険ですからね。
でももねは単純になちゅのそばにいたくて、四六時中、隙あらばくっつこうと
つきまとっています。
だからなちゅも、根負けしてくっつかれるのを我慢していることも、やっぱり
腹が立って追い詰めることもあり、半々くらいになってきました。
近くで眠るけれど、完璧に気配を殺しているかのように悟られないるなにも
感心するしかありませんがね。
異常な暑さが24時間の冷房稼働を促し、結果、一部屋で過ごす時間が増えたのは、
喜べばいいのか微妙なところではありますが…ま、よかったと思おう、うん。
電気代が結ぶ縁。
笑っておくべきか。