なかなか、よきかな

ママ「おや、遂にるなも陥落したね」
る「かん？なんなのよ」
ママ「陥落。ひんやり猫鍋の魅力に目覚めたね、ってこと」
る「ひんやり？なんなのよ、ママのいうことはむじゅかちーなのよ」
ママ「うーん、つまり、いまるなは涼しくて気持ちいいでしょ、ってこと」
る「んっ、ちもちーなのよっ」
ママ「でしょ。そのお鍋に入ると、少しばかり涼しいからね」
る「じゃあ、もーたんといっしょにはいるなのよ」
ママ「…それじゃ何の意味もないよ」

それ以前に、二人一緒は無理だから(笑)。
耳が付いているタイプを所望したのですが、価格という世知辛さに押し流され
この鍋に辿り着きました。3つ買わなきゃなりませんしね。
なによりセールの文字に目を奪われました。
で、猫らしく買って一月は誰一人寄り付きもしませんでしたが、梅雨入り後の
不安定な天気で、最初になちゅが蒸し暑い日はここに入ると多少はマシ、と
気が付いたのか見事昼寝を楽しむまでになりました。
そこから2週間。
ふと気付くと、今度はるなが入るように！やったね！！
何でもなちゅの真似をするもねが未だに入らないのも謎ですが、この調子なら
真夏の盛りは自主的に使ってくれそうです。よかった～。
猫という生き物は、およそ人間の思惑通りになどなりません。
そして無理強いが通じることもなく、古来より泣き寝入りで処分される品々の
多くを思うと涙を禁じ得ないところ。
今回は1ヶ月で成果が得られたことを、心より喜んでおります。やったね！
でも…欲を言えばせっかく3つあるのだし、姉妹が並んで入っているところが
見てみたいです。まあ未だもねは使わないし、夢の夢ですがね。
うーん…でもせめてみんなが使っているところは見ておきたい。
どこかに猫、いないかな～。続く。