ここで寝ている理由

ママ「あれ？いないと思ったらそこで寝てたの」
も「………」
ママ「にしても…いくら遠近法でもるなのお尻尾ともねのお顔のサイズ感…」

ママ「あー…術後の成長に乞うご期待！だね」
も「……なのね…」
ママ「ん？何か聞こえた、けど…もね？」
も「ねねん、あきたなのね」
ママ「え、じゃ起きたら？」
も「そうはいかないなのね」
ママ「なんで？」
も「…みたら、わかるなのね」
ママ「見たら？って、なにを？」
も「もーたん、もうおこはいやなのね。だからねねんなのね」
ママ「？もねのこと叱ってないよ？」
も「おこなのね。ちいたん、おこなのね」
ママ「？？？………あ、…なるほど」

ママ「こりゃ下りられないね(笑)」
も「もぉ、ずっとなのね」
ママ「窓の方から下りたって、結局ここ、通るもんね(笑)」

ででーん、という擬音が、これほどまでに似合う寝姿が、ほかにあるだろうか。
いいや、ない。
反語にもほどがある光景ですが、ここまでハッキリ現れるとちょっと笑えますよね。
ここは夏場に猫が乗らない場所だったので、ベッドには未だ冬用カバーの掛かったベッドが
設置したままです。梅雨寒もさすがにもうないだろうし、いよいよ片付けるかなと思っていた
間がふと目をやると、子猫二人が仲良くお昼寝。エアコン付けてないのに大丈夫だろうかと
思いつつ身を乗り出すと…おおおおおおお、狸様ぁぁぁぁぁぁ(笑)
こっちはこっちで熟睡中ですから、邪魔をすることは出来ません。幸い暑いというほどでは
ないから、もう暫くそっとしておきましょう。
起きたらみんなでおやつにしようね。
それまでは、お休みなさ～い。