ある意味正しい寝落ちの瞬間

る「ふはー、ふはぁぁぁぁー」
ママ「嗅ぐのはいいけど、囓っちゃダメよ」

る「ふがっ！」
ママ「あ、見えないようにした。でも何してるか丸わかりだから」

る「うきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！」
ママ「猿的な、ワニ的な、なにか…」

る「うがむっがむがむっ」
ママ「だから噛むなと」

る「くんくんくんくんくんくんくんくんくんくんくんくんくんくんくんくん」
ママ「嗅ぎすぎ(笑)」

る「うぎぎぎぎぎっ」
ママ「あーあー、むしれちゃうって」

る「くふっ、…くふっくふっ」
ママ「？」
る「くふくふ、…ふっ、……く……」
ママ「なんだか音が変だけど…どした」

る「……………………」
ママ「おーい、るなー？」
る「…………くー…」
ママ「…寝落ち…」

体格は大きくても、この世に生を受けまだ265日。
やってることの幼さは、当然、もねより上なのです。でもまあよく頑張った(笑)。
るなは眠くなると半眼になり、その薄く開いたお目々が「ぜったい、ねないなのよ」と
物語ってはいるのですが、本人の頑張り虚しく頭はガックガクになってしまいます。
そういうところがまた可愛いのですが、頑張る必要のないところ。
一日の殆どが“特に用はない”猫ですから。
眠いなら心置きなく、ゆっくりたっぷり寝てください。
ママも、現在職場が改装工事中でして、とにかく気の休まる暇がありません。
だから寝たい。休みの日は心ゆくまで寝ていたい。
なのでお嬢さん方よ、太陽が昇ると同時に、三人で押し寄せてくるのはやめませんか？
一人は叫ぶ、一人は噛む、そして一人は踏みつける。
もう少しでいいから、ママ、優しくして欲しいよ…(笑)。