決して仲良しではないのです

も「………」
ママ「あら、もね。そこにいたの、って…あ…」
n2「………」
ママ「そうだった、なちゅを寝かせてたんだった」
も「ねね…してるなのね」

n2「…ぐうぐう」
も「？」
ママ「すごいイビキ(笑)。そりゃもねがいても気付かないね」
も「なんの、おと、なのね？」
ママ「イビキだよ。ぐーとか、ぷーとか、ぐぉぉぉぉとか」
も「かいじゅー、なのね」
ママ「か、…まあイビキの音ってそういうものだからね」
も「ママも、いびき、ぐぅぅぅするなのね」
ママ「…猫も人も、年を取るってそういうことよ」
も「ぐぅぅぅ、ぶぅぅぅぅ」
ママ「真似をしなくてよろしい」

ママのお膝抱っこで寛いでいましたが、ちょいと用が出来てなちゅだけを
椅子に残して離席。戻ってみると、降りるかどうか迷っているうち眠くなり
そのまま寝てしまったのかこの姿勢でした。
うちに来る子たちはみんな体に何かを被せられるのが嫌いなので、なちゅも
起きていれば嫌がるのですが、いたずら心でいつもは敷いているマットを
上にかけてみました。
その様子を隣の部屋から見ていたもね。開けてあげるとスススと近付き、
そーっとこの位置に潜みました。
いくら何でもなちゅだって気付いたとは思うのですが、眠気が勝ったのか、
それとも機嫌がよかったのか、暫くこのままぐーぐー高いびきで寝ていました。
“半分猫団子”…これで本当に仲良しならねぇ(笑)。