いたずらっ子世にはばかる

る「…ふぅ」
ママ「やっと静まったの」
る「るーたん、ちゅかれたなのよ」
ママ「そりゃそうだろうね。うんちハイでどれほど駆けずり回ったのさ」
る「うんちは、どぉちても、んみーってなるなのよ」
ママ「あとだけじゃなくうちでは珍しい、“する前”ハイもあるもんね。」
る「もぉ、ねねんするなのよ。ママはあっち、いきなたいなのよ」
ママ「わあ、えらそう。ま、静まったならそれでいいけど」

る「おちりをきれいにちたから、つぎは、おててなのよ」
ママ「壁とシーツを引っ掻いたからね」
る「あっち、いきなたいなのよ」
ママ「ハイハイ」

る「うーぺろ、めーぺゆ、ぺよっめゆっ、まめっまめっ」

る「ふぅ…」
ママ「なんか…目付きが怪しいね」
る「…るーたん…めむくなんか…ないなのよ」

することをしたら眠くなります。
それが子猫というものです。
お顔サイズはまだまだ手で掴めば包める程度。こうして大人しくしていると
本当に子猫で愛らしいです。走り回ったり、凶暴化してママやもねを襲うときとは
全く違いますね。
そう。
こう見えてるな、猛獣です(笑)。
特にママのアキレス腱が大好物で、よく噛み付きます。
痛い、と言われるのが分かっているからもちろん甘噛みですが、針金のような
子猫の歯ですから油断は出来ません。
それに、大袈裟にいたいと言っておかないと、もねにも同じ力で噛み付きますから、
ダメなものはダメとたたき込まないとね。
先日、もねの首に毛玉が出来ておりまして。
早！もうか、と思いつつほぐしましたが…これるなの所為じゃないかな。
るなが仕掛けるプロレスは首への攻撃がメインです。完全に獲物として扱うから
よく見る光景ですけど…多分唾液で毛がモシャモシャになるのでしょうね。
痛がるようならやめさせますが、もねもあんよキックで応戦するし、時にはもねが
飛びかかっていくこともあるため、基本は二人任せです。
でもえちゅとなちゅより距離が近い二人。
事故に繋がらないよう、監視とリードは心がけなくてはなりません。
見るからに気の強そうなお顔のるな。
出来ればおっとり、かわゆいお嬢さんに成長して欲しいものです。