好奇心と警戒心

る「おちょと！なのよっ！」
も「もーたん、はしゃいでいるなのね」
る「かーって！かーっていったなのよ！」
も「にゃにが、かーなのね？」
る「かーっっっっ」
ママ「…多分、カラスじゃないかな」

も「からちゅって、にゃんなのね？」
ママ「黒くて怖い鳥ですよ」
も「こあいのは、いやなのね」
る「んっ！いたなのよっ！もじょもじょなのよっ！」
も「もじょって、にゃんなのね？」
ママ「さあ？虫でも歩いてるのかも」
も「むち？」
る「もじょーっ！」

るなは好奇心が先に立ち、もねは警戒心が先に立つ。
どちらも時間が経てば落ち着くし、近付いていきます。
けれどファーストインプレッションこんな感じ。何事にも後ろからじっと見て
様子をうかがうもねと、取り敢えず突っ込んでいくるな。
なのにるなが何かに唸ったことは一度もなく、実に興味深い違いです。
とは言え二人ともベランダには出たそうなのがまた危ない。
周辺はカラス、トンビがかなりの数飛び交う、しかも電柱の少ない開けた地帯。
近くをタイワンリスも走っているし、油断のならない場所です。
さすがにもねのサイズが襲われることはもうないと思いますが、るなはね。
ここに獲物がいると知られるのは危険だし、幸いいまは寒いから網戸にしておく
時間も殆どありません。
イヤでも風通しに開けなければならない季節までもう少し。
サンルーム暮らしをしていた二人はベランダを怖いと思っていないようなので、
それまでに簡単に開けられない対策を講じなくては！
何かいいもの、ないかなぁ…。
…まあなちゅが馴染んで、全員好きな場所で過ごせるようになるのが一番簡単で
安全なのですがね。まだまだ当分、無理だなぁ。