あますね

ママ「もー、せっかくママ来たのに」
る「きてもおそいなのよ。るーたん、しっているなのよ」
ママ「なにが」
る「………」
ママ「…なにその“オヤジ、やってる？”みたいなの」
る「…あっちで、ごまんえつ、なのよ」
ママ「？…ああ、もね？ハンモックに行ったね」
る「るーたんのママをぬすみで、ずるで、わるで、あくのけしーんで、」
ママ「けしーん…ああ、悪の化身。え、遊んだだけでそこまで？」

る「わるのじかくをもつなのよっ！」
ママ「あっ！」
る「そのおゆび、なんのつもりなのよ」
ママ「え、いや、べつに」

る「つんつく、するき、だったなのよ」
ママ「えー、まあ…ねぇ…」
る「こぉなのよ、こぉして、べしにつぐ、べしのれんだで、べしっ」
ママ「痛い痛い」
る「いたくないなのよ。おつめきり、されたなのよ」
ママ「あー切ったね。夕べ切ったね。左の左から二本目が尖ってたね」

る「………ふんっ」
ママ「あら？なに、そのドヤ顔はなんのドヤですかね」
る「るーたん、やってやったなのよ」
ママ「なにを」
る「べしのれんだで、ママをやっつけなのよ」
ママ「…基本、そのふわっふわしか感じないからね」

るなと握手したい人、この指先のタフトにと～まれっ！
…瞬時に引っ込められますけどね。
昨日まではわかりにくかったと思いますが、ここでるなの状態解説を。
もねがじゃらしファイトしている間、実はるな、ママベッドで寝ていました。
寝ていたと言っても睡眠中ではなく、上から遊ぶ二人を見ていたのは
もちろんなので、拗ねている原因はそれです。
(るなが決めた)るなのじゃらしで、(るなが決めた)るーたんのママを
横取りしたもねに対する恨みと、楽しそうなママに腹が立ち、ついでに
それでももねから奪い返すことは考えない自分の性質。
それら全てがない交ぜになり、寝るに寝られず様子を窺っていたので、
ママが構いに来てくれたことは嬉しくて仕方のないことです。
とは言え、有史以来最強の拗ねっ子王。
素直にベタベタしたり、降りてきてじゃらしで遊ぶという行動には至らず
そのままベッドでウダウダ続行と相成りました。
ま、ここまで来ればご機嫌は治っているから、好きにしたらいいですがね。
とにかくやっときた、といっても常にもねの10倍はある、るなのターン。
羨ましすぎてどうにかなっちゃう！という状態が続くことはさせられないし、
暫く構うことにします。続く。