こまって閉幕

る「ちっちっちっ」
ママ「え？あれ、いま何かドヤられてたんじゃなかったっけ？」
る「しんしんたいむなのよ」
ママ「しんしん？タイム…あ、シンキングタイム？」
る「ちっちっちっ」
ママ「ちょ、まって、そもそもなんだっけ？」
る「ちっちっちっ」
ママ「…ノーヒント…えーと、ママを下に見てる、んだよね？」
る「せーかい」
ママ「……………………は？」

る「あたりなのよ。るーたん、ママを、したにみているなのよ」
ママ「………まんま………」
る「どーなのよ、まいったなのよ、こーさんなのよ？」
ママ「えぇーと…あー…はい、じゃ降参で…」
る「るーたん、かちなのよ」
ママ「まあ…猫だからね…高いところにいられてよかったね…」
る「えらいなのよ。つよいなのよ。ママくやしーなのよ」
ママ「別に…じゃ、負けたママは行くからね」
る「まつなのよ」
ママ「へ？なに？まだなにか？」

る「………………………………」
ママ「………？」
る「…………おさっし、あんけん、なのよ」
ママ「…自分で飛び降りられるでしょうよ…」

立ててあるマットレスの上に飛び乗り、ケージ屋根から窓脇の棚へ。
普段はそれが多いですが、140cm程度の爪研ぎポール、飛び降りるのも
簡単にできます。しかもるな、不思議なくらい静かです。
最盛期でも1kgは軽かったえちゅが、これより低いところから飛び降りても
床が抜けるほどの音を立てていたことを思えば、るなは音のしないよう
意識的に飛び降りているのかと思うほどに静かで驚かされます。
試しに5kgの米袋でも落としてみてください。
それより軽やかです。しかも飛び散りません(笑)。自己責任で。
性格なのかなぁ？
それはともかく、自分で載ったくせにこのときはなぜだかまーったく動かず、
どうにかしてくれと視線が追いかけてきました。
甘えて、ママに下ろして欲しいのだろうと思うでしょ？残念違うんだな。
もる姉妹は抱っこが嫌いなので、こんなところにいて抱えられる動きなど
もってのほか。床から抱き上げてもいやなのに、ママの手を借りたいと
思うはずがないのです。その証拠に、じゃ抱っこと手を伸ばしたらこの通り。
えー…やなのよー…どしたらいーなのよー…というお顔で足下を見て、
最終的に腰を浮かせたから飛び降りる前にキャッチアンドリリース！
キャーキャーいいながら逃げていきました(笑)。
るなはママとふれあうことが大好き。心理も物理も、とにかくママがいないと
夜も日も明けない生粋の、根っからの、生涯ママ一筋のママっ子ちゃん。
こんなに可愛い子、二人といないわ～と思ったらいたわ～、もう一人～(笑)。