2022.05.17 (Tue)
the Jyuku-sui

ママ「もーたん、…もーたんって」
も「………」
ママ「んもー、寝たふり、バレてるよ」
も「………すー…」
ママ「今までお話ししてたでしょ。ね、ちょっと、ちよっとだから、位置を変え、」
も「…すー………すー……」
ママ「………あれ?」

ママ「もーたん?」
も「すー………んすー…………」
ママ「え、あれ、ちょっと、もねさん?」
も「ふすー…」

ママ「…寝てる…」
も「…すー…」
ママ「………せめて膝に…して欲しかった…な……」
寝ました。
さて、ここがどこでこれはもーたんですが、その“ここ”がわかりにくいですね。
お答えしましょう。もねが熟睡しているのは“ママの胸の上”でございます。
膝でもお腹でもなく胸。
心臓がある位置辺りを示す言葉です胸。
そして大抵の人間には肺もあったりするものです胸。
肋骨の意義を嫌と言うほど見せつけてきます熟睡中の猫。
ああ…ただただ息苦しい…(泣)。
なぜこの様なことになったのかというと、最初はもねが「おひざ、いくなのね」と
よじ登ってきたことから始まります。
もねが膝に乗りたがるのは実に二度目。こんな珍しいこと、次がいつになるか
分からないレア行動。断るはずもなくママはどーぞと乗せました。
するともね、お手々でママの頬を触ろうとします。
たまにしますよね、猫。ちょい…ちょい撫で…というあれ。これもまた滅多にない
甘えん坊。そりゃさせますよ。でもイマイチお手々が届かない。
で、ずれたのです。下に。ズリズリっと体をずらし、もねに併せて背もたれと首が
直角になるくらいまで平面にしたら…くるりと向きを変え、座り込みました。
この段階でもまだ可愛いね~などと言っていたのですが…あら?あらら?え?
聞こえてきたのは穏やかな寝息。
寝ましたよ…この子、肺の上で寝ましたよ…夜、消灯後のスリゴッチンを繰り出し
飽きると同じ位置で丸くなりますがそれはママも横になっているし、この姿勢より
苦しくはないです。でもいま椅子だから。首曲がってるから。
足も投げ出しているわけではないからァァァァァァァ!!
…でもこの穏やかな寝顔…起こすなんて、出来ない。
と言うわけでこのまま15分ほど耐えました。ありがとうお笑いコンビ。キミたちの
漫才のおかげで苦境もどうにか耐えられたよ。
せめて見るものがあって良かったです。皆さんも猫が近付いてきたら念のため、
テレビリモコンを握っておいてください。
備えあれば憂いなし。憂いはなくとも切なさは、ある。うう。
テーマ : ノルウェージャンフォレストキャット ジャンル : ペット




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