お外を嗜む 2

も「んむむむむ。あっち、いったなのね」
ママ「身を乗り出してる。鳥だったのかな」
も「あー…いってしまったなのね」
ママ「いっちゃった？じゃあまたあとで見に来てごらん」
も「あとでは…」
ママ「ん？」
も「あとでは、いやなのね」
ママ「へ？」

も「もーたん、ここで、まつなのね」
ママ「そこで？そのまま？疲れない？」
も「まつなのね」
ママ「自分で決めたなら別にいいけど…じゃあママ、お片付けしてるから」
も「どーぞなのね」

も「…んー…」
ママ「これはここでー、…うーん、これは…捨てちゃおうかな…」
も「んんー…」
ママ「これはもうちょっと取っておいて、」
も「ん？」

も「んんんっ」
ママ「…気になってしょうがない(笑)。何か見つけたっぽいけど…どしたの」
も「…んー……」
ママ「なんでもなかった？」
も「……もーたん…」
ママ「うん」

も「もーたん…みうしなって、しまったなのね…」
ママ「あぁああぁあぁぁあぁぁあぁぁぁっママがっママが何でも持ってくるよっっ」

千里の道も一歩で進み、何でも欲しいもの持ってきてあげるカラァァァァァァ！！
って、言いたくなるお背中。
ちょこ添えのお手々。
世に可愛いものは数あれど、これ以上にかわゆいものなどあろうはずがない。
と、我が子の分だけ叫びますが、いやもう本当にうちの子可愛い。
しかも猫の可愛いパーツナンバー1、お手々の先が醸す愛らしいの気配。
ハァ。口に入れたくなって当然ですよね。
で、昨日似たようなシチュエーションでるなの手を口に入れたら怒られましたが。
さすがのるなも、見開いたお目々でママを凝視。
口がきけたら確実に「なにすんねん」と関西弁で突っ込まれたことでしょう。
もう発作だからね。諦めてね。
そんなわけですから片付けなど進まなくて当然。連休は映画と裁縫で体力尽きて
何もしないままでした。仕方ないよ、えちゅママだし。
なので今週末はいらないものを捨てて、猫部屋を整理します。
るなが走り回れる場所を確保したいから頑張るよ。まあいまでも十分走っていますが、
なにぶん大きいですからね。
夏までにコツコツ進めましょう。…甥っ子が(笑)。
あの体格、使わずにおく手はないですよ。