2022.06.30 (Thu)
さきと、あとと

る「なんなのよ」
ママ「なにって、えーと、悪者が現れたんだっけ?」
る「あらーれなのよ、たいじが、ひつよーなのよ」
ママ「退治が…うーん、じゃあちょっと様子を見てみようか」
る「だめなのよ。ただちに、たいおーをもとめるなのよ」
ママ「小難しい言葉ばっかり覚えて…あー、どれどれ」

も「………」
ママ「………」
も「………」
ママ「…態度でくみ取れ、と。るな、こりゃ無理そうだよ」

る「どぉしてむりなのよ」
ママ「あっかんべー、だそうですよ」
る「るーたんぴょんして、そのうえ、べーなのよ?」
ママ「うん。断固退かないって。諦めたら?」
る「…ぜったい、ゆるさないなのよ…」
まあ、一旦眠って、その後にまだ覚えていたらね。
と言うわけで二人が揃ってママベッドを我が物顔で使っているところです。
先にいたのがるな。ここからママを見下ろし、ご機嫌でお手々を舐めたりして
楽しんでいたのですが、猫部屋から戻ったもねがふと見上げ、なるほどと
思ったのかヒョイヒョイとタワーを登り、退く気配のないるなを暫し見詰めたあと
ピョーンと飛び越えあの位置へ。
そしてこちらものんびりグルーミングを始めたのでした。
で、飛び越されたるなは当然ご立腹。
とは言え文句を言いに行くほどでもなし、ママに不満を訴えあわよくばもねを
退かせるか、自分を構ってもらうか、そんなところでしょう。
猫も、あれを見て、という感情があるのは確かだと思います。やたら振り向いて
アピールしてきますからね。ま、猫には広いベッドの上。互いに邪魔になるような
距離でもないし、サラサラマットの寝心地は十分に楽しめるでしょう。
これ、利点がもう一つ。猫の毛が付きにくいのですよ。
短毛だと刺さってピヨピヨしますから、それがどうなるかは再現不能です。が、
これだけの長毛で感じないところをみれば、短毛だってクリアできそうですよ。
…まあ我が物顔の猫に占拠される率は高まり、危険度はより上がるかもという
一か八かの賭になりそうですけどね。
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2022.06.24 (Fri)
絶景…かな?

る「………んー…いないなのよ…」
も「……んんー…いないなのね…」
ママ「あ、やっぱりここか。おー、…い………」
る「ん?……もーたん、あそこ…」
も「んん?…るーたん、あそこ…」
る「………ちがったなのよ?」
も「……ちがったみたいなのね…」
る「んー…」
も「んんー…」

る「あっ!」
も「あっっ!」
ママ「あ~~~~~~~~~~」
る「………ちゅん、なのよ?」
も「……ぽー、なのね…」
る「しー。しーなのよ、もーたん」
も「しー。しーなのね、るーたん」
ママ「か…………かわいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」
とにかく可愛さに泣ける。
人というのは悲しい嬉しいだけでなく、ふとした瞬間に意図せず泣けたり
するものですが、えちゅママ、やっぱり娘たちの可愛い姿を見るとどうにも
泣けてくるのです。
我が子を見送ったことのある方なら分かるのではないでしょうか。
いま元気に、なんの問題もなく過ごしているのに、それが切なく感じること。
どうにも抑えきれないもの悲しさを覚えること。
人より短い時間を生きる、そんなこと意識の端にすらない猫たちの、幸せで
楽しげな姿を見るに付けより一層感じてしまうのです。
だからこそ大切に、出来る限りのことをして守ってあげたい。
迎えたものの責任として、精一杯の時間を生き抜く手助けがしたい。
二つ並んだもっちゃりおちりを、涙ぐみつつ眺めるという、感動だかおバカだか
分からない感情に包まれつつお送りしております。えちゅママですこんにちは。
さて、二人がいるのは窓辺に置いたタンスの上、でした。
ここにあったテーブルは階下に移動し、ママ部屋にあったものを配置しました。
で、広くなった!と思ったのですが…いや狭くなったよ…るなが観察用に
使うにはあまりに狭くなりました。奥行きが!
もねはね、縦横どちらでもギリ大丈夫。
でもるなはご覧の通り、下半身は香箱座りでないと乗っていられません。
写っていないお手々の方は、実は壁とタンスの背面にある隙間に落としていて
乗り切れてはいないのでした。
とは言え観察用にこれより大きなものを置くのは本末転倒。
よってここはこの状態で使ってもらうよりない、のですが…慌てて落ちないよう
言い聞かせておきました。…聞くとも思えないけどね。
しかもここ、狭くしたらこの様に、並んで乗るようになった不思議。
場所の希少価値が上がって、どちらも譲りたくないという気持ちになったのか?
真相は分かりませんが、ママにとっては嬉しいだけのこと。
カーテンがなぁ…もっと開けておけばよかったなぁ。
でも、これがこうだから、というのが猫ですからね。偶然の産物を愛でてこそ。
ママのいるとき、カメラがある時で本当によかったです!
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2022.06.23 (Thu)
絶景かな

る「…………なのよ…」
も「…………なのね…」
ママ「…?」
る「………うふ…なのよ…うふふ…」
も「………くふ…なのね…くふふ…」
ママ「???」
声はすれども姿は見えず。
はて、二人は一体どこに行った?…と捜していたら、猫部屋から実に
楽しげな気配が…あれれ~?
今回も正解は見えていますがもちろん続く。
いつものことと諦めて、姉妹がどこで何をしているか思いを馳せつつも
分からない振りでお待ちください。うひひ。
猫部屋にあったテーブルや棚を、処分したり移動したりですこーしですが
広くなりました。とは言え押し出しでこの部屋に来たものもあり、そこまで
変わったわけではないのですが、猫にとってはその方がいいでしょう。
二人のトイレも微妙に変わったのですが、臆病者のるなすら気付かずに
使っているので問題はない、けれ、ど、…気になることがないわけでも
ありません。それがこの光景です。
ま、その話しも明日にしましょうか。百聞は一見にしかず、一目瞭然。
あちらを立てればこちらが立たずは、なんにでも起こり得ることなのです。
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2022.06.19 (Sun)
成長か

る「ん?…なんなのよ」
ママ「なんなのって、去年も見たでしょ」
る「きょねん…なんなのよ」
ママ「えー、くんくんして、怪しんだり、随分反応してたけど」

る「しらないなのよっ」
ママ「あ、」

る「はー、だまされたなのよー、るーたんたのしみぞんなのよー」
ママ「楽しみ損…えー、ちょっとぉ…るなぁ」

も「なんなのね」
ママ「あ、もね。いやいただいたトウモロコシを披露しようかと」
も「とーもころし、なんなのね」
ママ「そういえば去年のもねはすごく怖がってたね。どうどう?」

も「ふん…ふんふん…なんなのね…おそとの…くん…おそとのみおい…」
ママ「あれ、こっちも怖がらない」
も「こわ?これ、たべて、いーなのね?」
ママ「いや、そこはどうだろう」
も「はっぱなのね」
ママ「猫草じゃないからなぁ…」
猫はトウモロコシを食べても構いませんが、消化は不得意。
ヒゲだって食べさせてあげるのはいいとして、茶色いところは切って、
レンチンで柔らかくなったら上げますよ。
と言うわけで、はなみずきさんからいただいたトウモロコシです。
今年は二人ともまーったく気にせず、なんならつまらないというお顔で
写真の取れ高はゼロでした(笑)。
でもママが美味しくいただくことに変わりはなく、レンチン茹でたてを
堪能しましたよ~。
二人にもお裾分け…と思ったけれど、茹でたら更に興味を失い近くに
来ることさえありませんでした。そんなものよね~。
はなみずきさん、今年も美味しいものをありがとうございます。
次は軽く炙ってみようかな~。楽しみ~。
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2022.06.17 (Fri)
アレでもコレでもなく

ママ「えーとぉ…るーたん、あの、ご報告が…ありますよ…」
る「なんなのよ。かんちがいっこるーたんに、なんのごようじなのよ」
ママ「いや、あの、勘違いではなくてですね」
る「…ないなのよ?」
ママ「はあ、実はもねにですね、怖い話し専門家みたいなことするなと」
る「こわい…おはなし…?」
ママ「イナガワっていう、その界隈では知られた方がいまして、もねに、」
る「……いな……」
ママ「もねが真似したから、イナガワの真似するなと、イナガワるなと」
る「………」
ママ「るなを呼んだんじゃなく、まあ呼んだような感じに?なった?的な?」
る「………」

ママ「るーた、」
る「るーたんかんちがいっこでも、はずかしぃっこでも、なかったなのよっ!」
ママ「ひえっ」
る「なのにるーたんをわるくいったなのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」
ママ「ち、ちが、それはママが言ったんじゃなく」

る「みんなしてるーたん、いじめたなのよーーーーーーーーーーーーっ!」
ママ「ああ…鎌鼬フェイス…もね!もねも悪いんだからね!出てきなさい!」

も「………」
ママ「そこにいるの、分かってるんだからね」
も「………」
ママ「もね!」

も「………もーたん、もぉ、ここのこに、なるなのね」
ママ「最初から“ここの子”でしょうよ」
も「ちがうなのね。ここの、こ、なのね。もーたん、ママとは、ちがうおうちの、」
ママ「いいから出てきて謝りなさい!」
も「…もーたん、ここのこ、なのね…」
この後、本当に何度呼んでも動かないので、結局捕まえに行きましたとさ。
まあ実際は二人揃って帰ってこないから、まずるなを追いかけっこの振りして
二階へ駆け上がらせ、次にもねを捕まえに来たら予想通りもの凄い勢いで椅子の
裏側を走り抜け、サッサと階段を上がっていきました。
いやはやいつものことですが、写真は連続して撮っているものをそのままなので
このドタバタ劇場もストーリーはともかく実際の行動通りです。
うちの娘たちって、色々分かってる。
そんな娘に囲まれながら、本日も無事、黒いのは見ずに済んでいます。
どうかこのまま、見たくないものは見ないでいい夏でありますように!
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2022.06.16 (Thu)
アレではなく、コレ

る「なんなのよ」
ママ「わっっっっっ!」
も「なんなのね」
る「なんなのねではないなのよ、るーたんきたなのよ」
ママ「来なくていいよ!つかほんっとビックリした!」
る「なんなのよ、るーたん、およばれしたからきたなのよ」
も「してないなのね」
る「されたなのよ」

も「していないなのね。るーたん、かんちがいっこなのね」
る「かんちがいっこでは、ないなのよ。ママにおよばれるーたんなのよ」
も「いつもいつも、ママがおもとめとは、かぎらないなのね」
る「む」

も「はーやれやれ、ほんとぉにるーたんはおこさまなのね~」
る「なんなのよ…およばれしたからきたなのよ…」
ママ「呼んでないですよ。つか飛びだしてくるの怖いからやめてくれない?」

る「…るーたん、かんちがいっこ、だったなのよ…?」
ママ「うん。って言うか、もう寝るんだから部屋から出てこないでください」
る「…およばれしたと…おもったなのよ…いながわ、るなって…」
ママ「…………………………え、」
る「そぉいわれたら、るーたん、いながわでは、ないなのよ…」
ママ「…いな…が……」
る「はずかしぃっこに、なってしまったなのよ…」
ママ「あ…あわわわわわ」
る「でもきこえたなのよ…いながわるな、って、…ママのおこえで…うー…」
ママ「るるるるるるるる、るーたん?落ち着いて、ね?ひとまず忘れよう」
る「まずわすれたら、おなやみ、しないなのよ…んんー…」
ママ「ひぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~」
どうする?どうします?るーたんが呼ばれてやってきたというのは聞き違いや
勘違いではなかったということですが、今更言えやしませんよ!
某怪談話のプロみたいなことをするなという意味だったなんて、口が裂けても
言えませんよ!ああーどうするの、もね!
もね?
………アラ?
もねは?どこ行った?そもそも余計なことをしたり言ったのはもねですから、
そこはちゃんともねに謝罪させないと。ママ悪くないもん!
るなに伝える前に探さなきゃならない…けど…けどけど…続く!
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2022.05.22 (Sun)
それは誰のもの?

る「………」
ママ「ん?あれ?今の今まで騒いでたのに…」
る「……む…」
ママ「なに?飽きたの?」

る「むむむむむむむむむむむむむむむっ」
ママ「前のめり…且つ、お耳開き…もしかして…」

も「くん。くんかくん。くふふ。いーみおいなのね」
ママ「なるほど理解した。仲良くね」
頂き物キッカーをたくさん並べて、ご機嫌で遊んでいたるな。
でも沢山を二人で半分こをしていても、隣の芝生は青いの法則が働いて
相手のものが欲しくなります。
と言う訳で、二人とも一番欲しい黄色のキッカーは独り占めしていても、
楽しげにしているもねが気になって仕方のないお子ちゃま。
自分が欲しいものではないのに、むむむフェイスでガン見です。
いくつあってもダメなんですね~。
とはいえこれ以上、数ばかり増やしてもね~。
ママがミシンを使うようになったから、この程度のものなら作れますが
新品がたくさんあるいまは無用の長物。
仲良く分け合い、楽しく遊んで欲しいです。
秋には三歳。
女の子同士だから、そろそろ仲良く遊ぶこともなくなってくるでしょう。
出来ればいつまでもくっついていて欲しいから、おもちゃで気を引くのも
大切です。どうにも飽きたら新しいものを用意するから、いまはそれで
満足してね。特にるなは、ね。
因みにこれ、続きますよ。
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