エスちーのお部屋

ママ「もねー、寝るの～？」
も「ねるの、ではなく、ねねんしていた、なのね」
ママ「あー、世間じゃそうとも言うかもね」
も「せけんではないなのね。もーたん、ねむねむなのね…」
ママ「まあまあ。たまにはいいじゃない。もねだってママとお遊びしたい日もあるでしょ」
も「とくにないし、いまではぜったい、ないなのね」
ママ「1歳過ぎると生意気なこと覚えるね。いいよーだ、勝手に“しつこ攻め”するから」
も「かってに、は、いいけれど、もーたんにするのは、」

る「きたなのよっっっっっ」
ママ「ぎゃっ！！」
る「よばれてとびでてばばばばいぃぃぃぃぃぃぃぃん、なのよっっっっ」
ママ「呼んでな、うプッ、こらあぶな、」

る「る、う、た、んっっ」
ママ「あ、あぶないと、」
る「るうぅぅぅぅぅぅぅぅぅたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

ママ「やめなさい！」
る「んっっっっっ」

ママ「コラッ！」
る「なにするなのよっ」
ママ「こっちの台詞だ！いきなり割り込んだら危ないでしょっ」
る「なんなのよ、るーたんまかまはずれてなんなのよっ」
ママ「まじゃない、な。仲間。そうじゃなく、外してないし。危ないし」
も「ふう、おやすみなのね…」

る「るーたんいるなのよ、るーたんいつでもどこでもいるなのよっ」
ママ「どこはともかく、いつでも家の中にいないと一大事だよ！」
る「ママとるーたんは一緒なのよっっっ」
ママ「はあ…もういいや。取り敢えず下りよう。よっこら、」

ママ「しょっ、と」
る「どこ行くなのよっ」
ママ「はしごは危ないから下りました。はー、せっかくもねを捏ねようと思ったのに」
る「るーたんこねこなのよ、こねまくりなのよ」
ママ「その“こね”じゃない、いやもういいから。もねは寝るって言うから下りてらっしゃい」
る「いくなのよ、るーたんママのところにいくなのよっっ」
ママ「はいはい、分かったから、静かに下りてらして」
る「いまいくなのよーーーーーーーっ！」

ね。
この通り。
これでもねに、ママにくっつきなさいと要求するのも酷でしょ？
もねももねなりに、自分の一番はこの人ではないと思うから、階下にいる母に甘えるのだと
思われます。不憫だけれど、こちらは拒絶したわけではなく三分割。
分割がイヤだというなら、それはもう仕方なし。
と言うわけでママはこの“やかましつこ猫”を構ったり、躱したりで過ごしています。
なちゅはね、自分が絶対王者の自覚があるため、他の子を撫でているのを見てはいても
本当に見ているだけ。いなくなったらやってきて、抱っこをねだればそれで事足りるようです。
そもそも三秒ルールの如し、触って欲しい時間だけ触ってよし、ですからね。
あれ…うちの子たちって…ママのこと何だと………いや考えまい。
何かして欲しいから迎えたわけではない。
そんなわけでるーたん、間違ってもそこから飛び降りず、ちゃんとタワーを使って下りてよね。
その巨体が降ってきたら、ママ絶対、腰痛めるから！

テーマ : ノルウェージャンフォレストキャット ジャンル : ペット